「起業したい!」という強い想いはあるが、起業のネタがない・・・
起業に対する憧れはあるけど起業アイデアが全くない・・・
これを読むあなたはどうでしょうか??
良いアイデアの出し方はないかな??
そんな声に応えるため、今回の記事は次の内容について深堀していきます!
- 起業のアイデア・ネタの出し方を紹介!
- アイデアを活かした起業事例を紹介!
起業に繋がるアイデアやネタの出し方を勉強して、起業を目指しましょう。
起業のアイデアがない・・・ネタの出し方を紹介!
それではさっそく、起業のアイデアとなるネタの出し方を紹介していきます!
今回は、以下の5つを紹介していきます。
- 身の回りの困りごとや面倒ごとを書き出す
- クラウドソーシングサービスの依頼をチェックする
- 既存サービスに不足しているものを考える
- 既存サービスを掛け合わせる
- 海外で流行している日本未上陸のサービスについて知る
順に確認していきましょう!
困りごとや面倒ごとを書き出す
まずは、自身の身の回りや友達との会話の中で出て来た【困りごと】や【面倒ごと】を書き出してみましょう。
困りごとや面倒ごとの例は次のような感じ!
- 食料の買い物に行く時間が無い・・・
- 結婚したいけど出会いが無い・・・
- 自分のHPやブログを作りたいけど知識が無い・・・
- 電化製品を買ってもセッティングできない・・・
などなど、小さな困りごとから大きな困りごとまで、考えればいくらでも出てきますよね。
まずは、思い付いた困り事をひたすら書いていきましょう!
こうやって書き出した困り事を解決する事が、ビジネスのキッカケになる事はよくあります。
例えば。
「結婚したいけど出会いが無い・・・」
そんな困りごとを仲間内で耳にした事はないでしょうか?
この悩みに応えるために、昨今では「マッチングアプリ」が流行っていますよね。
これも困り事を解決する事をビジネスに結び付けた良い例です。
このように、実現するかどうかは別として、まず自分で思い付く困りごとを羅列する。
次に、周りの友達や同僚にそれとなく「最近困ってることない??」「こんなサービスあったらいいよな~。」ってものはないか、インタビューするのもありです。
困りごとや面倒ごとの中に起業のアイデアが潜んでいる事が多々あるので、しっかりと目を向けていきましょう!
身の回りの困りごとが起業アイデアに繋がるとは、分かっているようで気付いていなかったよ!
身の回りの困りごとの書き出しを実践していこう!
クラウドソーシングサービスの依頼をチェックする
最近、クラウドソーシングサービスを利用した副業が流行っているのをご存知ですか?
クラウドソーシングサービスの大手と言えば、crowd worksやLancersなどがあります。
そんなクラウドソーシングサービスのサイトを見ると、様々な仕事の依頼を確認する事ができます。
ここに掲載されている仕事は、お金を払ってでも解決したい仕事。
クラウドソーシングサービスのサイトには、確実に需要のある仕事が沢山掲載されているので、起業のヒントが眠っている可能性が大いにあります!
この依頼を精査すると、起業のアイデアが出てきそうだね!
既存サービスに不足しているものを考える
起業は、新たなアイデアで0から1を作り出すものばかりでは決してありません。
既にあるサービスに付加価値を付ける事で1を5や10に成長させ、新たなサービスとして展開する方法もあります。
ここで重要なのが、既存のサービスの不足部分を見つけ出す事です。
身の回りの面倒ごとを探すのと似てますよね。
どんなサービスにも「もっとこうだったらいいのに・・・」「痒いところに手がとどいていないな・・・」といった不足部分が少なからずあると思います。
自分で考えるのも大事ですが、SNSなどで特定のサービスを検索すると、マイナスな意見も出てくるはず。
そういった声(不足部分)を拾って、ビジネスのネタにするといいでしょう。
既存サービスに関する勉強もアイデア出しには有効だ!
既存サービスを掛け合わせる
1940年に出版され、現在まで読み継がれている名著「アイデアの作り方」の著者であるアメリカの実業家ジェームス・W・ヤング氏の言葉を紹介します。
「アイデアは既存の要素の新しい組み合わせである」
どれだけ革新的なサービスや独創的なアイデアだと思っても、多くは既存の要素の組み合わせで成り立っています。
革新的なアイデアマンというイメージがあるスティーブ・ジョブズが開発したiPhoneも元ネタがあって、それをジョブズがブラッシュアップさせて生まれました。
ここで重要になるのが、他社の起業アイデアを沢山知る事です。
アイデアを知らずして、掛け合わせることはできませんからね。
一見相反するような商品やサービスを掛け合わせることで、思わぬビジネスチャンスを生む事は多くあります。
まずは、他社事例を沢山インプットする事から始めていきましょう!
起業するには相当な勉強が必要だ!
海外で流行している日本未上陸のサービスについて知る
アイデアを出すという話からは少しズレますが、海外で既に流行しているサービスを日本に輸入して展開するという起業方法があります。
海外で流行しているサービスを日本に取り入れる手法はローリスクで起業する事が出来ますが、それがそのまま日本で展開して流行るかどうかは分かりません。
なので、そのまま輸入するのではなく、日本の環境に合わせてローカライズさせる必要があります。
このローカライズさせる所にアイデアが必要になりますね!
もし成功すれば、そのサービスを日本で展開したパイオニアとして名を遺す事にもなるでしょう。
海外ビジネスを日本に展開した事例としては、ペットシッターサービスやUberEATSなどがあります。
まずは、海外で流行しているサービスを勉強する事から始めてみてはいかがでしょうか。
そのアイデアが日本で通用するかどうか、どうやってローカライズさせるかが腕の見せ所だね!
アイデアを活かした起業事例を紹介!
ここからは、面白いアイデアを活かして成功した事例を紹介していきます。
紹介する企業は以下の5社。
- 株式会社スマートショッピング
- 株式会社スマサポ
- 株式会社バンク
- 凸版印刷株式会社
- Lend and Tend
どんなアイデアを持ってして今の立ち位置を確立したのか??
順に確認していきましょう!
株式会社スマートショッピング
どんな会社にもある面倒な業務、それは在庫管理。
株式会社スマートショッピングは、この面倒な在庫管理をIoT※1を駆使してスマートにしてくれるサービスを提供しています。
そのサービスが日本初の在庫専用のIoT重量計「スマートマット(SmartMat)」を使った自動購入サービスです。
スマートマットは、天板にモノ(商品や消耗品)を置くと、重量センサーによって残量・残数を自動で計測してくれるシステムです。
そして、残量・残数が一定値を下回った場合にアラートで知らせてくれたり、仕入れ業者に自動発注するシステムも搭載されています。
在庫管理を完全自動化してくれるシステムは、オフィスや工場、様々な業種の業務上のムダを削減してくれる画期的なデバイスです。
このデバイスの開発に至った切っ掛けは、「面倒な在庫管理を楽にしたい」という考えからの発想ですね!
身の回りの困りごと、面倒ごとを解決する事でビジネスに至った事例です。
※1 IoT:Internet of Thingsの略で、インターネット経由で通信機能を持ったモノ、例えば時計やテレビなどを操作したり管理したりできる。
株式会社スマサポ
株式会社スマサポもIoTを駆使した事業を展開しています。
株式会社スマサポは不動産業とIoTを組み合わせました。
株式会社スマサポの会社紹介を確認してみましょう。
不動産資産価値の向上、入居者メリットの拡大、業務効率化といったテーマに対し、 既存の商品・サービスを更に深堀する新しいビジネスモデルの構築や、IT技術を活用した仕組みの提供など、これまでになかった新しいサービスを生み出し、不動産管理会社、不動産仲介会社に対して導入を推進し、より多くの入居者様、オーナー様にメリットをもたらします。
「既存の商品・サービスを更に深掘りしたビジネスモデルや仕組みを提供する」と書いてあります。
アイデアの出し方で紹介した「既存サービスに不足しているものを考える」「既存サービスを掛け合わせる」に繋がる考え方ですね。
不動産に関する既存の商品やサービスを更に深掘りした結果、以下のようなサービスが生まれました。
1、入居後の生活を快適にサポートするアプリ「totono」
入居者の利便性を追及したスマホ用のアプリ。
契約情報の確認やマンションの掲示板機能、マニュアル閲覧といった基本的なことから、友達の紹介、各種申請など、マンションの暮らしをより便利にする仕組みが多数用意されているマンション毎の専用アプリ。
2.鍵の受け渡しを無人化する鍵管理システム「スマサポ内覧サービス」
内覧案内業務における「鍵を借りる手間」「鍵を返却する手間」「鍵を管理する手間」を全てカット。
仲介会社様と管理会社様の手間のかかるやり取りを無くし、スマートな内覧案内業務を提案。
このように、IoTの活用によって無人化できるアイデアは多くありそうですね!
株式会社バンク
株式会社バンクは以下の2つの大きなサービスを展開しています。
- CASH
- エアトリNow
CASHは新しい形の古物買取サービスです。
販売したいアイテムをスマホで撮影し、その画像ををCASHの専用アプリに送信すると、即座にそのアイテムの査定額が表示されます。
その金額に納得できれば即入金され、商品は後日集荷に来てくれるというのがCASHの一連の流れです。
エアトリNowは「思い立ったらすぐトラベル」というキャッチコピーの通り、専用のアプリで旅行を予約し、支払いは後日(2ヵ月以内)として、即行で旅行に出かける事が出来るサービスになります。
どちらも既存のサービスに付加価値を付けて、新規事業として成立させている事が分かりますね。
付加価値としては、CASHは先払い・エアトリNowは後払いというシステムから、お客様が満足するまでのスピードを速めています。
このスピード感が付加価値だと考えます。
既存のサービスの不足部分を補った良い事例ですね!
凸版印刷株式会社
凸版印刷株式会社は超大手企業ですが、面白いアイデアを基に新たなサービスを開始されていたので紹介します。
凸版印刷は2019年5月頃に「地域Pay」という地域に特化したスマートフォンを使用した決済アプリの提供を開始しました。
地域Payとは??
「地域Pay」というシステムは、自治体や商店街における独自の電子マネー、ポイント、プレミアム商品券、給付金、観光客向けのクーポン発行など地域における複数の決済サービスを地域の特長に応じて組み合わせ、まとめてデジタル化します。住民などの利用者はカードやスマートフォンのアプリを通じて各種決済サービスを利用することができます。
大手販売店のポイントカードなどは電子化が進んでいますが、地域の商店街や個人商店なんかはまだまだ紙のポイントカードや商品券を利用していますよね。
地域Payはそんな地域の紙のカードや商品券を一括して電子化してくれるサービスです。
このサービスのアイデアも「もっとこうなったら良いのに・・・」という困り事を切っ掛けとしている事が分かりますね。
身の回りのアナログな習慣をデジタル化することで利便性が向上し、それが事業になる場合があるので要チェックですね!
株式会社PoliPoli
株式会社PoliPoliは、政治家と市民を結び付けるコミュニティアプリ「PoliPoli(ポリポリ)」を開発しました。
株式会社PoliPoliは、2018年に伊藤和真氏が慶應義塾大学在学中(当時19歳)に起業した会社になります。
伊藤さんは現在も株式会社PoliPoliのCEOを務められています。
株式会社PoliPoliは、政治家と市民を結び付けるSNSサービスという、なかなかニッチな分野で起業に成功した企業です。
起業アイデアとしては、0から1を生み出して起業した会社と言えるのではないでしょうか。
株式会社PoliPoliの実績として、
- 2018年の福岡市長選挙時には、西日本新聞とタイアップして市民の議論を配信
- 神奈川県と連携してアプリ内のトークルームで行政への意見・提案を聞く取り組み
などがあります。
PoliPoliは、莫大なお金が儲かるサービスではなく、「政治に関心を持ってもらう」と言ったミッションを達成させる事を目的としているサービスである事が分かりますよね。
ミッションを達成させた結果として利益が出ると言ったイメージです。
起業に際して「自分の会社は社会に対してどう貢献できるか?」を考える事は重要です。
お金儲けが目的の会社は虚しく、きっと長続きはしません。
「誰のため、何のため」と言った考えを持って行動する事が非常に大切だという事を株式会社PoliPoliから学べますね!
起業したいのにアイデアがない人のネタの出し方5つ:まとめ
ここまで、起業したいのにアイデアが出ない人のネタの出し方について、
- 起業のアイデア・ネタの出し方の紹介
- アイデアを活かした起業事例の紹介
について書いてきました。
アイデアの出し方としては、身の回りの困り事を改善する方法や既存のサービスをグレードアップさせる方法、アイデアの輸入などを紹介してきました。
0から1を生み出すだけがアイデアではなく、1を5や10にする事もアイデアだと言う事が分かりましたね!
「アイデアが出ない・・・」と思ったら、とにかく情報(身の回りの困り事や起業事例)を収集する事を始めましょう。
アイデアが出ないと悩んでいても活路は開けません。
行動する事で活路は開けます。
色々な所に起業アイデアのネタは転がっているので、積極的に行動して見付けに行きましょう!
本気で将来起業を考えている人だけ、無料で受け取ってください。
この加藤将太さんのリアルセミナー動画を全部見る人は、全体の5%程度。
動画を見て、実際に特典に取り組むのは1%。
だから無料で配ってもなんの問題もないんです。
ほとんどの人は行動にすらうつさないので、「起業したい」は口だけ。
そもそも無料なのに受け取らない人はデータ上50%程、機会損失してます。
リスク0で起業して、本気で人生を変えたい人だけ、受け取ってください。
そうでない人は、画面を閉じてもらって大丈夫です。
僕がこの動画を見て起業するまで、1年もかかりませんでした。
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京都大卒・MENSA会員の講師